コンサルタントに依頼するときのリスク(前編)

From:経営コンサルティング担当
大坪拓摩

今日はコンサルティングを依頼するときのリスクについてのお話です。

あなたもビジネスを成長させるとき
または傾いたビジネスを回復させたいとき
コンサルティングを依頼することを検討することもあるでしょう。

それ自体は正しい考えです。

しかしそれによって失敗、というより
大失敗をした経営者を少なからず知っています。

そのお話は現在ビジネスをやっているあなたにも
役立つものだと思いますので、共有したいと思います。

分かり易く3つにまとめましたのでかんたんに学べると思います。

リスク1)手法専門のコンサルタントに依頼する

・チラシ専門のコンサルタント
・HP専門のコンサルタント
・コピー専門のコンサルタント

近頃よく見る肩書きですね。
他にもこんなのがあります。

・名刺専門のコンサルタント
・スマホサイト専門のコンサルタント
・事例紹介ページ専門のコンサルタント

細かいですね。
もう「それ、どんだけニッチなんね?」って驚くほど細かい。

けれど多くのビジネスマンは迷いに迷ったとき、
こういったコンサルタントにはまってしまいます。

彼らの失敗の流れはこうです。

「やばい、売上げが立たない。なんとかしないと…」
↓ ↓ ↓
ウェブで「スマホが儲かる」系の記事かHPを見つける
↓ ↓ ↓
「俺もスマホやりたい!」
↓ ↓ ↓
いくつか探して「頼むならスマホ専門のコンサルだよな」
↓ ↓ ↓
依頼する、失敗する

という流れです。

文字だけ読むとうまくいきそうな流れですね。

。。。ですか?

気付く人は気付きますよね。
この流れ、相当に危ない。

なんでこの流れで失敗したんでしょうか?

情報に流される=失敗へのエレベーター

まず、「スマホが儲かる」の情報は誰が流したのでしょうか?
スマホのサイトやPPCを売りたい人が流しています。

そんな人達が
「スマホで儲かる人もいますが、儲からない人もいます」
なんて正直な情報を流すでしょうか?

答えは?

「ノー」ですね。

次に、スマホが儲かるとして、
あなたのビジネスに合っているかどうか誰が教えてくれますか?

あなたは?

分かりません。
分かってたら失敗しません。

ではスマホ専門のコンサルタントですか?

そんな訳ありません。
彼らは激しいクライアント獲得の争いのさなかです。

来たクライアントには
「やりましょう!大丈夫です!」
と言います。

これホント最近多くなってきたんですが、
どれか1つの手法専門としたコンサルタントに依頼すると失敗します。

ビジネスにおいて手法はたくさんあります。

それなのに1つの手法専門のコンサルタントに頼めば、
あなたのビジネスへの効果性も関係なしに手法頼みになります。

好きな外人がいて、好きな気持ちを日本語の手紙に書いたらどうなるか

こんな簡単なことを忘れないようにしましょう。

ちなみにスマホで失敗したクライアントはニッチなBtoBサービスでした。

見込み客がスマホでアクセスしない。検索しない。
私なら即答で「別の手法でいきましょう」と言ってます。

正しいメッセージを正しい手法で届ける。
この詐欺コンサルの被害者が増えないことを祈ります。

リスク2)業界専門のコンサルタントに依頼する

これもたまにあるミスです。

1よりは少ないのですが、
その業界専門で何をしている人かを見極められないと
失敗することがあります。

ちなみにコンサルティングファームのように
コンサルティング料金を数百万払って依頼した方に多いです。

理由は明解、

テンプレート式コンサルティングも失敗する

これに尽きます。

彼らは大手です。

それまでの大量のクライアントの
施策と結果を業界別に情報を蓄積して、
同じ業界のクライアントに展開します。

業界が同じだからと言って
同じやり方で成功する訳がありません。

ビジネスは押さえるとこ押さえたら楽ですが、
他の人のマネだけで成功できる楽さはありません。

まぁ運が良ければ成功します。

そう、年間数百万の宝くじを買うのに似ています。

どうでしょう。あなたの社員や部下が
数百万円のお金をつかって宝くじを買っています。

なんて思うか?

「ふざけんな!」ですね。

それをしたこのクライアントは
とある総合研究所さんに700万円払って
すべて燃えて終わりました。

その後、自力でなんとかしたそうですが、
そのときのコンサルタントの名刺は燃やしたそうです(笑)

このコンサルタントはコンサルタントではなく、
コンサルティングファームの「担当者」でしかなかったのでしょう。

言葉はキツいですが、事実です。

リスク3)偽物のコンサルタントに依頼する

。。。てか、あれ?

簡単にまとめようと思ったものの、
ちゃんと伝えようと思ったせいか長文(既に2,000文字を超えている…)
になってしまったので、残りは次の記事にさせて頂こうと思います。

偽物のコンサルタントに依頼してしまった例と
これまでの2つを合わせた3つをどうやって回避したら良いのか

それについて、また書きたいと思います。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

次の記事:コンサルティングを依頼するときのリスク(後編)

大坪拓摩(日本デザイン)

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