優秀な営業マンとは…
From:大坪拓摩
IT企業の2人の営業マンの話です。
Aさんは明るい。
Bさんは暗い。
Aさんはお客さんの心を掴むことができ、好かれるのが得意。
Bさんは好かれるのが苦手。むしろ嫌われることもある。
Aさんは契約の単価が高い。
Bさんは契約の単価が高くない。
Aさんは営業成約率も高い。
Bさんは営業成約率も高くない。
営業マンとしてはすごい差です
さて、あなたがAさんかBさん、
どちらかを部下に出来るとしたらどちらを選びますか?
そして、それはナゼですか?
。。
では次の質問
あなたがこの部署の部長だったとして
社長からどちらかを解雇する指示が出たら、
どちらに辞めてもらいますか?
そして、それはナゼですか?
。。
簡単過ぎましたか?
ですがこの質問
簡単に答えを出してしまった人は
営業部長、もしくは経営者失格です。
「こんな簡単な質問にナゼ?」と思いましたか?
でもこの質問、実は答えを出すには難し過ぎるんです。
なぜなら、情報が足りないから。
???
営業成約率、契約単価は重要。しかし
先程の情報にこんな情報が加わったらどうでしょう。
Aさんはクレームが多い。
Bさんはクレームが少ない。
Aさんは客離れが早い。
Bさんは客離れが遅い。
つまり、
その月の新規獲得金額を見たらAさんはBさんに劣るが、
実は毎月1日にはBさんはAさんより稼いでる。
さらにはクレームが少なく
会社の信用を下げずに済む。
ビジネスをしていると
こういう事は普通に起こります
だからもし、
あなたが言われて動くだけの人でなく
自分で判断をする立場の人ならば
目に付くだけの断片的な情報でなく
全ての数字を集めてから意思決定をしましょう。
今日のところは以上です。明日は
Bさんは何故お客さんに好かれず嫌われることもあるのに、
人気者のAさんより結果を出すことができたのか?
について話してみたいと思います。
[…] 昨日の記事では 優秀な営業マンは営業成約率だけではない という話をしました。 […]