プチぼったくり居酒屋、間違った顧客単価アップテク

正しいビジネスをやるということ
From:大坪拓摩

昔からよくあるボッタクリという言葉。

明らかにボッタクリをしている店は
苦情から取り締まりが入り、
改善もしくは閉店していくのだが

いまはグレーラインを上手に歩く
『プチぼったくり居酒屋』
というのがあるらしい。

論より証拠だと思うので
まずは写真を見てほしいと思う。

あなたは何に気付くだろうか?

天然にがりの冷奴 2  1,028
生タコ山葵    3  1,542
ポテトフライ   1   619
2時間飲み放題  3  2,835
お通し      3  1,260
週末料金     3  1,575
席料       3  1,575
────────────────────
小計         10,434
サービス料       1,566
────────────────────
合計         12,000

さぁ何に気付いたか教えて欲しい。

例えばこんな事ではないだろうか

  • 新宿でコレ高くない?
  • 週末料金ってナニ?しかもお通しより高いぞ…
  • 席料ってかかるモノなの?しかもお1人様525円…
  • 冷奴が1台、514円…スーパーなら10個は買えるぞ…
  • 2時間飲み放題が1人945円って大して安くない…
  • サービス料って15%もかかるの?銀座でも10%のとこ多いよ…
  • 豆腐とタコと芋を少し食べただけで1人4000円もかかるなんて高くない!?

そう、このお店は高いのだ!

このお店の客引きはこう言うんだろう

「2時間飲み放題で1人900円ですよ。しかも生ビールで!」

そうすると、
言われた側は「まぁその金額なら」と思って行ってみる。

そうすると、
入った人は思う「まぁフードも特に高くないし良かったね!」

そして軽く食事をして
次はカラオケかダーツでもって思い、
「お会計お願いします!」

店員さんもかしこまりましたと普通の返事。

で、出てきた金額に口をあんぐり…
「なんじゃこりゃー!!!」

それもそのはず、
この3人は豆腐とタコの切れ端と芋しか食ってない。
なのに計ったかのように1人4000円ジャストの請求。

12000円のうち、40%の4716円は無形のサービスな訳だ。

正しいサービスを提供すると言うこと

確かにこの店の言い分として
「選んだのはあなたたちですよ?」
「ホラ、メニューにもサービス料は15%って書いてあるじゃないですか?」

というのは紛れもない事実である。

お客さんが気付かないように金額をつり上げて、
抵抗しないようにあらかじめ記載もしておく。

これもたしかに“顧客単価アップの一種”

居酒屋の常識や法律がどうなってるか
明確に定まってるかどうかを
消費者は知らないから幾らでもまかり通る。

しかし、この金額にこの内容、
はたしてあなただったら納得できるだろうか?

考えてもみてほしい。

無形のサービスで1人1572円とるという事は

  • ディズニーランドの4分の1の金額に匹敵するということを。
  • レディースデイの映画の1.5倍の金額に匹敵するということを。
  • TSUTAYAの旧作映画のレンタルDVD15枚と同じ金額なことを。

はたしてこの店はそれだけのサービスを提供しているのだろうか?

別にこの店だけに問題があるとは思わない。

お客さんはそのサービスにいくらの価値を感じてるんだろう?

あなたも考えてみて欲しい。

「自分はこの客からもらう金額分の価値を提供できているのだろうか?」

「この商品は、ディズニーランド○回分の価値はあるんだろうか?」

「このサービスは適正価格なのだろうか?」

もし、自分で分からないなら
お客さんに聞いてみて欲しい。

それでお客さんの反応が悪いなら
改善をする必用があると私は思う。

私自身も100万円を超える講座を開いており、
そこに参加してくれている人も少なくない。

けれどその人たちには
100万円と同じ価値は最低限で、
もらった金額以上の価値を提供している。

しかも、100万円以上の価値というのも
アバウトで測れないものではなく、
数字で出るものにしているので誰が見てもOKを出す内容。

だから、、って訳ではないけれど
あなたが売ってるものについても考えてみて欲しい。

「私はプチぼったくり居酒屋と同じことをしていないだろうか?」

お客さんは喜んでいるのだろうか、と。

大坪拓摩

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