モニター募集の効果、パフォーマンス低下の心理

無料モニターの額面通りでない賢い活用法
From:大坪拓摩

最近ホワイトシートなどを見ていると
モニター募集代行を売ってる会社も見るけれど

あれって意味あるんでしょうか??

心理学に「ヤーキーズ・ドットソンの法則」というものがあります。

生物の行動の効果性の高さは
ストレスやモチベーションなど心理的な条件が
適度な状態のとき最も高くなり

一定以下、一定以上の心理的な負荷は
パフォーマンスを下げることになるというもの

たとえばあなたがどこかの会社に勤めていて
新しい仕事を1つ任されたときに

1)成功しても、特に昇給はなし

2)成功すれば、給料が1.3倍になる

3)成功すれば、給料が3倍になるが、失敗すれば、クビ。

それぞれの条件がある。

想像してみてくださいね。

1)成功しても、特に昇給はなし

どうですか?

やる気出ますか?

2)成功すれば、給料が1.3倍になる

いいですね。

あなたの仕事が評価されています。

やる気出そうですね◎

3)成功すれば、給料が3倍になるが、失敗すれば、クビ。

これはどうでしょうか?

なかなかきついですね。。

もし、あなたに子供がいたり、
両親を養う立場の人であれば
毎日プレッシャーですよね。

チャレンジャー精神旺盛であれば別ですが、
だいたいの人がプレッシャーに負けてしまいます。

動機の与え方によって成果物に差が出る

で、話は戻ってモニター募集のビジネスモデルについて

よく美容品や健康食品などのメーカーは
ポータルサイトや個別オファーなどで
モニターを募集しています。

モニプラのように
企業とモニターのマッチングサイトもある程です。

しかし、データをよくとる企業は
収集したデータは参考程度にしか考えていません。

なぜなら、モニターに参加した人は
自分の感覚や感性をテストされている気分になってしまい、
回答に「回答らしさ」を入れてしまうから。

食品のモニターであれば自分の個人的な感覚でなく、
この食品を「自分以外」の一般の人が食べたらどう思うだろう
などと考えてしまうんです。

結果、企業が欲しいその人の感想ではなく、
「はっきりした味」「はっきりした香り」などに寄った
似通った感想が出そろってしまう。

モニター募集はオススメの施策ではない

あれを本当に商品企画のために利用しようと思ったら
彼らの口車に乗せられてるだけになる。

正直モニターの声からでは
イノベーティブな改善ポイントは見つからない。

本当のモニターの声が欲しかったら
家族や友人などプレッシャーを感じない関係の人に頼んでみたり
それこそ使ってくれている人を集めて座談会をする方が
よっぽど良い回答が得られるものです。

つまりココは金を払って
どこかに依頼するんじゃなくて
しっかり自分らで集めなさいってことです。

専門的技術も必要ないことなのに
他人に依頼するのはおかしいですよね?

例えるなら、
「あの子、俺の事どう思ってるか聞いてくんない?」
と言ってるようなものです。

それって間違ってますよね。

私ならその男にはこう言う訳です。

「自分で聞けよ」と。

無料モニターと見せかけ、FREE戦略にしてしまう

しかし、モニターを活かす方法がないかと言えば
なくはない。

実際やり方はある。

どうやるかと言うと、
「無料モニターです。あなたの声を聞かせてください」
と言いながらFREE戦略として仕掛けるパターン。

モニターとして声を求められた人は
日本人の特性や返報性の法則も相まって
良い回答をしてしまう。

そう、見込み客が自分の声で
商品やサービスへの良い感想を話してくちゃうという
売り込むにはとっても良い流れを作り出せる。

FREE戦略はとっても面白い戦略の1つなので
いずれ分かり易く体系的にまとめて
お話したいと思います。

自分で勉強してもらっても良いけど
本家の著書なんかは352ページもあるので
根性いると思います(笑)

企業のサービスをどう活用するかは貴方次第

サービス売ってる人は
「モニターの声集めたらいいことありまっせ」
と売ってくるが、

それを額面通り受け取るんじゃなく

自分の頭をつかって
「こうゆう使い方したら面白そう」
みたく考えてみてください。

。。

ではでは、
今日も長文お読み頂きありがとうございます。

大坪拓摩

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