追加コストゼロで商品をパワーアップする方法

売上上げたいなら日本デザイン

持ち出しゼロでも売れるネタはつくれますよ?
From:大坪拓摩

今日10時からのコンサルティングでのこと。

クライアントさんは今まで電子機器の販売で
年商10億円を超えるビジネスをやっている企業さん

お話の内容は、新しい市場への展開を考えていて、
スタートから5ヶ月で月商1,000万円を超える事業にする
という目標の達成方法について、というもの。

また、彼らには全く新しい市場なので、予備知識はなく、
これまでの10億円を形作っている業務フローを活かして
どうにかできませんか?といった相談のスタンス。

まぁ、できないことはないんだろうけど、
いかんせんそのままでは上手く行かないだろうなぁと危惧しているところ。

なぜなら、そこに参加している経営者、責任者、担当者とも
話していても「どうにかしてもらえませんか?」スタンスなので、
自発的なアイデアが生まれてこない。

アイデアは歩いてこない、だから

歩いていくんです。こっちから。

それなので、今日はそれを気付いてもらうために
彼らを連れて沢山歩いてみました。

その中であなたにも分かり易く役立つと思ったものをシェアします。

今回新しく取り扱う予定の商品は競合が多いものなんですが、
特に問題なのはドコもUSP(独自の提案)がなく、
やれ性能だ、やれエコだ、とドングリ’s 背比べをしていました。

なのでこのままじゃあダメだろう、と思って質問してみました。

「他の会社の商品を見て、何か加えることはできませんか?」

あなたも自分のビジネスに置き換えて考えてみてください。

自分の商品やサービスを
見込み客が
他の会社のものと見比べたとき

これを加えたら勝てるかも、勝てる、と思えるものはありませんか?

テンプレートにすればこう

「うちの商品___に、___を加えたら、___なメリットが出る、だから勝てる」

「うちの商品ページに、___を加えたら、___だと思われる、だから勝てる」

「うちの営業トークに、___を加えたら、___だと思われる、だから勝てる」

「うちのラインナップに、___を加えたら、___が魅力的になる、だから勝てる」

そういったものありませんか?

簡単な例で、

「携帯に液晶が加えたことで、表現の幅が広がり、沢山の機能が付けれるようになりました」

「携帯に穴を加えたことで、ストラップを付けれ、自分らしさが持てるようになりました」

「携帯にカメラを加えたことで、写メが可能になり、日常をリアルに共有できるようになりました」

この3つは過ぎた事例ですが、
他社ができてないときに始めただけで簡単に他社を圧倒でき、
比較されたときに選ばれるようになり、

さらに、特許をかけていれば
他社から直接の利益をもらえたり、
独占市場で利益率を高く維持することができるようになります。

まぁ、ここまでは他の50%のコンサルでも思いつく範囲
ここからがとても上手い話なんですが、

この商品のパワーアップ、持ち出しゼロで実現させらんないか?

というかなりアウトスタンディングな(突き出た、傑出した)問いかけなんですが

いかがでしょう?

さっきの簡単な例、持ち出しゼロでできませんか?

あなたの時間は貴重なので、答えを先に出してしまいますが、

「携帯に液晶を加えるために、TVメーカーとタイアップ」
→ 企画の手間は減るが製造開発広告すべてのコスト削減で持ち出しゼロかむしろ減る

「携帯に穴をあけるだけなので、ルーティンに加えるだけ」
→ 手間を加えるときだけ手間増えるが、素材の使用量が減るのでコストはむしろ減る

「携帯にカメラを加えるために、カメラメーカーとタイアップ」
→ 企画の手間は減るが製造開発広告すべてのコスト削減で持ち出しゼロかむしろ減る

あれ、気付きました?

持ち出しゼロどころか、コストが減ってしまうパターンも有る訳です。

さらに単価が上がってて、利益率も高い訳です。

アイデアひとつで、売上アップも利益アップも簡単に

先のクライアントさんへはこの例とは全然違うアプローチで
商品の購入者リストを活用したパワーアップの方法や、
周辺業界からの試供品アロケーションによるパワーアップの方法を
提案したところ、即採用になって早速動いてもらいました。

どうでしょう?

あなたのビジネスもアイデアひとつです。

アイデアひとつ、持ち出しゼロで商品をパワーアップ。

ルールに捕われず最大限の効果を求めよう。

大坪拓摩

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