こんにちは!日本デザインスタッフの内田真寿美です。
今日は、”大坪拓摩の幸せな働き方チャンネル”より、
「転職が成功する自己分析の4ステップとは?目的とやり方を解説!」
という動画をご紹介します。
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早速ですが、面接を受ける前に「自己分析」ってされますか?
転職活動を行うときに、自己分析が大切だというのは、あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、「自己分析は一体何のために行うの?」「実際にどんな方法で行うの?」「転職活動にはどのように活かしていけばいいの?」などと疑問に思っていませんか?
実は、これらの情報を知っておくことで、知らずに転職活動を行うよりも「正確に自己分析を行い」「その結果を転職の事前準備や応募書類作成、面接などに活かし」「内定を勝ち取りやすくする」ことができるんですよ。
この動画では、自己分析の4つの目的と、その方法をわかりやすく4ステップでお伝えしていきます。
1. 自己分析を行う4つの目的とは?
いざ転職活動を行おうとして調べると、自己分析の方法についての書籍やサイトなどは多く出てくると思います。
しかし、自己分析をどんな目的で行うか、あなたはしっかりと理解できていますか?
その目的を知った上で自己分析を行うことができれば、転職活動で大きな武器になるのが自己分析です。
まずは自己分析の4つの目的をあなたの中で明確にしていきましょう。
転職プランを作るとき
目的① “目標やキャリアアッププランを明確にするため”
が、自己分析による自己理解です。
これはその一部ですが、自己分析ではこのようなことを自分自身に問いかけ、あなたが人生の中で大切にしたいことさらに深く知っていきます。
そしてその結果から、自分が心から望んでいる目標や今後のキャリア設計を組み立てていくのです。
・仕事で喜びを感じたことは何か ・働き甲斐を感じた仕事は何か ・印象深かった仕事は何か ・仕事で納得がいかなかったことは何か |
あなたの人生の中で多くの時間をかけるのが仕事です。
自己分析を行い目標やキャリアアッププランを描くことで、あなたがより心の底から幸せだと感じる人生を送ることができますよね。
1-2. 転職先を探すとき
目的② “自分に合った業務や転職先をみつけるため”
あなたが「転職先が合わなかった」という失敗をしないためにも、自己分析はとても役に立つのです。
自己分析では、自分のこれまでの仕事を詳しく振り返り、自分の職歴、スキル、経験などを目にえる形にします。
これら深掘りした結果をもとに進路を選ぶことで、「結局やってみたら苦手な仕事で、また辛い状況になってしまった・・・」などというミスマッチを防ぐことができるのです。
・どんなことが得意なのか ・どんなことが苦手なのか ・なにを評価されてきたか ・どんなスキルを持っているのか |
せっかく頑張って転職したのに、また合わない職場で働かなくてはいけなくなってしまったら悲しいですよね。
自己分析で、あなたが「どんなことを得意・苦手とするのか」「他者から評価されたのはどんなことか」、また「どんなスキルを持っているのか」などを明確にして、自分に合った業務や転職先を選んでいきましょう。
1-3. 履歴書作成・面接のとき
目的③ “魅力的な自己PRを行うため”
自己PRを行うのは、企業に自分をアピールするためです。
履歴書を作るときや面接のときには、自分がどんな人間で、入社したらどのように活躍できる人材なのかを、的確な言葉で伝える必要があります。
そのアピールすべき長所やエピソードをつけることができるのが、自己分析なのです。
① 自分の長所 「私には( )という長所があります。」② 長所の理由、エピソード 「前職では( )を活かして、( )という仕事を行い、( )という成果をあげました。」③ その会社で長所をどう活かすか 「この長所を御社でも( )というふうに活かしていきたいです。」 |
これらを読むと、自己認識がしっかりしている人という印象をうけませんか?
自己分析で自分自身を的確に把握し、わかりやすく相手に伝えることが、面接官から魅力的に思われる自己PRのカギになるのです。
目的④ “筋が通った志望動機にするため”
面接官が「あなたを採用したい!」と思うような志望動機にするためには、あなた自身が「どうしてその会社でなくてはならないのか?」という理由を、明確な根拠とともに伝える必要があります。
そのためにはやはり、自己分析で自分自身を深掘りし、考えを明らかにしておくことが大切になります。
志望動機では、こういった内容を伝えていきます。
① 自分は何をやりたいか 「私は( )をやっていきたい」 ↓ ② どうしてそれをやりたいのか 「なぜ( )をやりたいのかというと、( )だから」 ↓ ③『自分がやりたいこと』『志望企業の事業』のつながり 「御社は業界の中で( )である。だから( )を行いたい私は、御社しかないと考えた」 |
この「自分がやりたいこと」「それをやりたい理由」の部分を言葉にするのに役立つのが、自己分析なのです。
内定を勝ち取った人に多いといわれる志望動機は、「自分がやりたいこと」と「志望企業の事業」のつながりが、一目瞭然になっています。
つまり、しっかりと自己分析を行い「自分がやりたいこと」「やりたい理由」を明確にしておくことで、説得力のある志望動機をいうことができるのです。
2. 自己分析の4ステップ
それでは実際の自己分析の4ステップをお伝えします。
「たったの4ステップで大丈夫なのかな?」と思うかもしれません。
しかし、この4ステップをしっかりと押さえることで、あなた自身についての理解がどんどん深まり、転職活動で活きる自己分析を行うことができます。
ステップ① 仕事での取り組みを書き出す
まず第一に、あなたがこれまでに取り組んできた仕事内容について書き出します。
この情報をもとに自己分析を深めていくので、できるだけたくさん思い出せるとよいでしょう。
なかなか思い出せない場合は、「1社目の入社1年目にやったことは・・・、2年目にやったこは・・・」などと1年ごとに順番に考えていくと、書き出せることが増えていきます。
ネガティブな思い出のある仕事もあるかもしれませんが、それも困難を乗り越えるために行った工夫とともに伝えれば、あなたのアピールポイントになることがあるので、ここでは取捨選択をせず、出てきたすべてのことを書いてみましょう。
ステップ② 取り組みを深掘りしていく
次に、ステップ①で振り返った仕事内容を、次のチェック項目で掘り下げていきます。
そこでみえてくる、あなたの強みや長所、特徴が、個性的なアピールになるのです。
ここでは、それぞれの項目についてのエピソードも一緒に書き出せると、自己PRや志望動機を考えるときに、よりのある説得力のあるものを作れます。
<掘り下げポイント>
✔︎ 取り組み内容 ✔︎ 困難だったこと ✔︎ 取り組んでよかったこと ⇒アピールポイント、やりたいことが見つかる ✔︎ 仕事の中でスムーズに進んだこと、うまくいくことが多かったこと ⇒得意不得意を明らかにできる |
ステップ③ 掘り下げた情報をまとめる
次に、掘り下げた情報の中から、長所や強みなどの共通項を拾い集め、ひとことで表していきます。
たとえば、「私の長所は( )です。」
「私がもっともやりがいを感じ瞬間は( )です。」 といった感じです。 |
そしてそれこそが、あなたが転職活動で大切にしたい、目標やキャリアアップ、業務や転職先の選択、自己PR、志望動機を考える際の軸になるのです。
ステップ④ 自己分析の結果を目的ごとに活用する
自己分析を終えると、あなたがどんな経験・価値観を持っているのか以前よりも明確にわかってきたと思います。
あとは 1. 自己分析の4つの目的とは? で伝えた目的①〜④それぞれを、あなたの「やりたいこと」「長所」「アピールポイント」「目標」「信念」「適性」などの分析結果を当てはめて考えていくだけです。
自己分析前の漠然とした状態よりも、あなた自身が自分のことを理解し、転職についてはるかに深く考えられるようになっているのではないでしょうか。
3. まとめ
はじめは、自己分析をすることが面倒に思えたり、やる意味わからないと感じるかもしれません。
しかし、この自己分析の作業なしに、転職の成功はないといっても過言ではありません。あなたにとって幸せな転職をするためには、あなた自身のことをよく知ることが一番最初に必要なのです。
あなたも、しっかりと自己分析を行って、あなたの望む職場と仕事、そして人生を手に入れてくださいね。
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