転職でハローワークって使った方が良いの?4つのメリットと活用方法お伝えします!

転職活動を行おうとした時、こんなふうに考えたことはありませんか?

「ハローワークってどんなサービスが受けられるところなんだろう?」

「ハローワークって自分も使うことができるのかな?」

「ハローワークを使うメリットって何なんだろう?」
大手や新進気鋭の転職サイトやエージェントが増えた現在でも、昔からあるハローワークは依然として多くの求職者たちから転職相談を受けています。

今回はそんなハローワークで、どんなサービスが受けられるのか、利用するメリットとデメリット、利用した方が良い人、自分に合った求人を見つけるコツなどについてお伝えしていきます。


ハローワークとは?

よく耳にする「ハローワーク」とは一体どんな組織なのでしょうか?まずは、ハローワークという組織や、ハローワークでできることなどをみていきましょう。

ハローワーク(公共職業安定所)とは?

ハローワークは、正式名称が公共職業安定所といい、主に求職者に向けて、職業紹介を行っています。一般の転職エージェントなどとの根本的な違いは、民間企業ではなく国が運営している組織であるという点です。

主な業務は、「人材を探している企業と、仕事を探している求職者のマッチング」です。就職したい人はもちろんのこと、就職のサポートが欲しい人や自力での求職活動が困難な人へ向けた支援なども行っています。

ハローワークの特徴は、「企業側も求職者側も利用料が無料」という点です。求職者、求人企業のセーフティーネットとしての役割を果たしています。

ハローワークでできること

これからハローワークでできること、つまりハローワークが行なっている業務について簡単にご紹介していきます。あなたも自分が受けたい支援や今後行う可能性がある手続きがないか、見ていってくださいね。

●求職関係
まずは、ハローワークの主たる業務といえる求職関係の内容についてお伝えしていきます。仕事を探している場合、実はハローワークに行くと、次のような多くの支援を受けることができます。

・求職申し込み
・職業相談
・職業紹介
・就職・仕事に関する情報提供
・自己分析サポート
・履歴書の書き方指導
・面接対策
・資格・職業訓練コースなどの情報提供

●雇用保険関係
次に、ハローワークの大切な仕事である雇用保険関係の業務内容についてお伝えします。転職や求職の際に必要な場合も多いので、このような手続きも行う機関なのだということを覚えておくとよいでしょう。

・雇用保険関係の変更手続き
・失業給付等の受給手続き

ハローワークを利用する4つのメリット

ハローワークを利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。その4つのメリットをお伝えしていきます。転職エージェントや転職サイトなどのサポートとの違いも、チェックしてみてくださいね。

メリット① 多くの求人から選べる

ハローワークは求人数が多いので、たくさんの選択肢から企業を選ぶことができます。

ハローワークの良い点は、転職エージェントなどとは異なり、求人側の企業の手数料が無料であるというところです。そのため、転職エージェントよりも圧倒的に多くの企業が、ハローワークに求人登録を行っているといいます。

よって、ハローワークを使うことで、より多くの求人を見比べ、自分に合った企業を見つけられる可能性が高くなるということです。

また、ハローワークは全国に約540所あり、それらはネットワークでつながっています。全国で受け付けた求人は、インターネットサービスで検索できるなど、全国各地の多くの求人から、転職先を探すことも可能です。

メリット② 特に地元就職に強い

ハローワークは、特に地元での就職に強いといわれています。ハローワークの相談窓口では「特に要望がない場合は、原則として、転居せず現在の家から通える職場を紹介する」という決まりがあります。そのため、地元密着型で情報を収集しているのです。

もちろん希望があれば、全国の求人から求人を紹介してもらうこともできます。

しかし、基本的には、「土地勘もあり地域事情を熟知している」相談員が、地元企業の求人を紹介してくれます。そのため、地元就職には特にハローワークが強いといえるのです。

メリット③ 相談員が親身になって相談にのってくれる

求職活動の専門家であり、これまでに数多くの相談にのってきた相談員があなたの求職活動をサポートしてくれます。

特に優れた相談員に担当してもらえれば、地元の詳しい情報や求人の裏側の話などをかなり詳しく聞けたり、自分に合った求人を紹介してもらえたりと、深い求職活動ができます。

ただし、原則こちらから担当者を選ぶことはできないといいます。どの担当者にあたるかは運次第だといえるので、相性の良い相談員に出会い納得できる転職先が見つかるまであきらめず足を運ぶことが、転職を成功させる秘訣だといえそうです。

メリット④ 自己分析や履歴書の指導などが無料

ハローワークでは、仕事の紹介だけでなく、就職転職活動に必要な自己分析や履歴書の書き方なの指導や、職業訓練の相談も無料で行ってくれます。

・自己分析のやり方がいまいちわからない
・自分の履歴書や職務経歴書に自信が持てない
・スキルを身につけて未経験の分野に挑戦したい

このような場合は、転職を成功させるために、ハローワークが提供するサービスを積極的に活用するのがおすすめです。

ハローワークを利用する3つのデメリット

実は、ハローワークには弱み=デメリットもあります。デメリットを知った上で利用することで、弱い部分は自分で補いながら、うまくハローワークを活用していくことができます。

むしろ、デメリットだけを見てまったく利用しないよりも、それ知った上でサービスの良いとこ取りをすることで、あなたの転職活動はより有利になっていくといえます。これから、あなたが自分でフォローしていきたい3つのデメリットについてお伝えしていきます。

デメリット① 相談員の対応のレベルにばらつきがある

相談員は、さまざまな年代やキャリア、対応方法の人がいるため、対応がまちまちであるといわれています。

もし、担当者が合わないと感じた場合は、担当を変えてもらえないか確認するとよいでしょう。希望が必ず通るわけではありませんが、場合によっては希望が通り、あなたに合った相談員に巡り会える可能性があります。

また、何度かハローワークにいって求職活動をしていくと、さまざまな相談員に会うことができます。相性の良い相談員や求人に出会えるまであきらめず活動することが、転職を成功させるポイントであるともいえます。

デメリット② 自らの意思で出向いて活動する必要がある

ハローワークは自分の意思で活動することを求められます。

転職エージェントは、登録すればエージェント側からアプローチがあり、サポートを受けられる場合がほとんどです。しかし、ハローワークは、こちらから出向いてしっかりと希望を伝えることで、初めて向こうが真剣に応えてくれる形になります。
「自ら行動することで、、ハローワークを上手に活用でき、良い転職につながる」ということを肝に命じて、転職活動を行いましょう。

デメリット③ 写真が少なく働くイメージがつきにくい

民間の転職サイトなどに比べ、写真が少なく、企業のイメージがつかみにくい傾向があります。

そのため、先にある程度の企業イメージをつかみたい場合は、相談員の人に社風や雰囲気などを確認してみるなどの方法を取ると良いでしょう。

特に地元就職の場合は、ハローワークの強みでもある、「地域の事情に詳しい相談員からのレスポンス」が期待できる可能性があります。

ハローワークを使った方が良い人

転職サイトやエージェントだけではなく、ハローワークも使うことで、転職成功の可能性がぐんと上がる人がいます。

前提として、ハローワークはほとんどすべての人の転職に、何らかの利益を与えることができる機関です。しかし、特にこれからお伝えする内容に当てはまる人は、理想の転職を叶えるためにもハローワークを利用するのがおすすめです。

ハローワークを使った方が良い人と、その理由についてお伝えしていきます。

多くの求人から就職先を見つけたい人

多くの求人から比較して転職先を見つけたいという人は、ハローワークの利用がおすすめです。

先ほどメリット①でもお伝えしたように、ハローワークは求人掲載無料で、多くの企業の求人が集まります。「たくさんの選択肢の中から、自分に合った企業を見つけたい」というあなたはぜひ利用してみてくださいね。

自己分析など無料でサポートを受けてみたい人

転職の際に、「もう一度自分自身を見つめ直してみたい」「自分の適性を知りたい」という人は、ぜひハローワークの自己分析などの無料サポートなどを受けてください。

自分一人ではなかなかできなかったり、やり方がわからなかったりする自己分析なども、サポートを受けることで、かなり行いやすくなります。

履歴書や職務経歴書などを添削してもらいたい人

「正しい履歴書の書き方がわからない」「自分の職務経歴書に自信がない」という人は、ハローワークの履歴書の添削サービスを活用してみてください。

無料で、履歴書や職務経歴書の書き方を教えてもらったり、添削してもらったりすることができます。

地元で転職したい人

今住んでいる場所から引っ越しをせず転職をしたいという人は、ハローワークを利用するのがおすすめです。

全国各地にあるハローワークは、その土地の求人に強いのが特徴です。地元で評判が良かったり、求人票からは知ることのできないメリットがあったりなど、ハローワークを活用するとそんな「隠れた優良企業」に転職できる可能性が出てきます。

ハローワークで自分に合った求人を見つけるコツ

ハローワークを使って自分にあった求人を見つけるためには、いくつかのコツがあります。これからお伝えしていくコツを押さえることで、ハローワークで希望の転職に近づくことができます。

自分でも業界や企業研究を行う

1つ目のコツは、ハローワークを利用する時に、自分でもある程度の業界や企業の研究を行うことです。

理由としては、相談する時に、漠然とした内容ではなく、詳しい希望を伝えることで、より希望に近い求人を探してもらうことができるからです。

「まだ、希望の業種が決まっていない」という人は、はじめは大まかな希望を伝えながら求人を探してもらい、自分にあった業界を決めましょう。そして、業界がある程度固まったら、詳しく業界・企業研究を行い、本格的に求人を探していきましょう。

そうすることで、自分が働きたい業界や企業で働ける可能性がぐっと高まります。詳しい企業研究の方法はこちらをご覧ください。
→『企業研究 やり方』の記事へリンク

何度も募集を見かける求人には注意する

ハローワークで何度も募集を見かける、「長期間掲載されている求人」や「頻繁に再掲載される求人」は、避けるのが無難です。なぜなら、それは何か理由があって人気がなかったり、人が定着しない働きづらい企業である可能性があるからです。

もちろん、中には成長中の企業で新入社員をどんどん募集しているという例外もあります。

前者と後者を見極めるためには、前述の企業研究で成長企業か否かを調べる方法が有効です。企業HPや四季報などで、事業内容や業績、社員数の変化などを確認してみるとよいでしょう。

雇用条件は面接時に直接確認する

雇用条件は、面接の際に、再度企業の方に直接確認してみましょう。これは、ハローワークの掲載内容と実際の内容に、相違がある場合があるからです。

入社後に「思っていた条件と全然違った!」となったら、我慢して働くことになってしまったり、それまでの労力や時間・入社に際して準備したことが無駄になってしまったりします。
自分の理想の環境で働くためにも、自分を守るためにも、面接の際に条件について、うまく確認してみるようにしましょう。

まとめ

ハローワークの活用方法についておわかりいただけましたか。

求人数やサービス内容など、転職エージェントとは異なる特徴やメリットも多いハローワーク。利用するメリットは少なからずあることを実感していただけたのではないかと思います。

あなたも幅広い選択肢の中から企業を選び、自分に合った転職先を見つけてみてくださいね。

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