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こんにちは、日本デザインの大坪です。
転職の際に避けては通れないのが面接です。
あなたもこんな風に思ったことはありませんか?
「適切な受け答えをして、面接官に好印象を与えたい」
「面接で自分の持っているスキルや能力をアピールしたい」
特に未経験分野への転職となると、その職種でどのような人材が求められているのか気になりますよね。
今回はなかでも、IT業界に注目してみます。
「IT業界の転職で、自分は求められる人間なのか」
「スキルはちゃんと満たしているのか」
「年齢が若くないけど転職できるのか」
このように考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今から、未経験からIT業界へ転職する際に求められる人の3つの特徴をお伝えしていきます。
面接時にはぜひここのポイントをアピールしてくださいね。
IT業界で求められる人に共通している3つの特徴
IT業界で求められる人に共通していえることが3つあります。
- コミュニケーション力が高い
- 素直で意欲がある
- 勉強を怠らない根性がある
この3つがとても重要です。
では、順番に見ていきましょう。
コミュニケーション力が高い
特にエンジニアなどの場合、営業やディレクターで入社したときにコミュニケーション能力が低いと、スタッフへの指示がうまく伝わらないことがあります。
スタッフが指示をはき違えてしまった場合、期日の日に仕上がってきたのはまったく別のものだった、という悲劇が起きてしまいます。
これは会社にとって大打撃なので、そういったことが起きないようにコミュニケーションのやり取りがしっかりできることが重要です。
営業職で外勤なら、社内のマーケターやエンジニア、クリエイターと仕事のすり合わせができる能力が必要となります。
素直で意欲がある
どの業界でも同じですが、素直で意欲的に仕事ができるということをとても重要視しています。
新しい職種で入っていて、未熟だから時間がかかってしまうというときに、素直で意欲がある人というのは先輩からのアドバイスを受けることができます。
先輩に対して素直にわからないことをわからないと聞きに行って、言われたとおりやる、そういう人だったら、定時で仕事が終わらなかったら、ある程度教える側の問題かもしれない、と思えます。
しかし素直ではなく、私はもともと経験があるからといった厄介な人だと、定時で終わらないし言うことを聞かないし、先輩からすると感じの悪い印象を受けます。
勉強を怠らない根性
IT業界というのは基本的に変化が激しいです。
弊社でも使っているhtml、css、phpなどは、昔はスクラッチといって、0から自分でカタカタと高速で言語を打ってサイトを作っていました。
今はドラッグ&ドロップで簡単にサイトができる時代になっています。
しかし簡単にサイトが作れるようになったからといって、その言語が必要なくなった訳ではありません。
今度はそういうドラッグ&ドロップで簡単にできるようになるシステムを作る、という言語領域で多くの企業が競って開発を進めます。
そうするとこれまで使っていた言語とはまったく違うものを必要とされたり、それまでと全然違うフレームワークで仕事をすることを求められたりします。
そういったときに新しい勉強に対してサボらないということ、新しい最新の情報を自分で取りに行って柔軟に対応できるようになることが、とても重要視されています。
転職前に勉強するというのは当たり前にしていると思いますが、転職後も勉強を怠らないという根性が見えるかどうかは、大変重要視されます。
面接での具体的な解答例
転職するときにIT業界で特に求められる3つの特徴をお伝えしてきました。
これら3つが入社したあとに大変重要視されますが、面接の段階でこれらをあなたが表現できているか、というのが重要です。
例えば面接のときにコミュニケーション力が高い人であれば、面接官の質問に対していったんきちんと考えを整理して、回答ができるでしょう。
素直で意欲がある人だったら、新しい業務が多いですが大丈夫ですかと聞かれたときに
「うーん、いろいろあるかも知れないんですけど……」
などと曖昧に答えるのではなく
「はい何でもやります!」と即答できることが大切です。
勉強を怠らない根性があれば、
「御社に入らさせていただく前に何か勉強しておいたほうがよいことはありますか?」
という逆質問ができるだけで、この3つの要素を備えているということを、入る前から示すことができます。
そういったことをきちんと、どうしたら表現できるかということを考えて、今回の内容を生かしていただければと思います。
年代別のアピール方法
転職するにあたって、年齢や資格などを気にする方は多いと思います。
年齢は若いほうが有利と言われていますが、意外と今の世の中は違います。
実際は年齢関係なく、スキルや、先ほどお伝えしたような意欲がかなり重要視されています。
面接官へのアピールの仕方は、年齢別にいくつか表現方法があると思います。
20代ならポテンシャルで採用される可能性が高い年齢なので、早めに行動を起こすことがとても重要です。
「若くて私は無知です」というスタンスからは、「ここで勉強をさせていただきたい」という意欲を示すのが重要です。
30代の場合は、経験を求められやすい年齢なので、スクールなどでしっかり知識を身につけることが重要です。
独学で学びましたと言われると、この人は本当に大丈夫なのかと不安がよぎりますが、スクールで知識を身に付けたと言われれば安心できるでしょう。
また、未経験でも目的意識をしっかり持って努力しているということをアピールする必要があります。
例えば
「20代のときは営業職で活躍しました。
そのときの経験からお客さまのニーズはよくわかっているので、30代ではITのエンジニアとして、それを実現する立場になりたいです」
という答え方であれば、転職で未経験でも、この人なら採用しても大丈夫じゃないか、となりますよね。
40代の場合は、採用される確率が年齢的に低いと思われやすいですが、20代や30代にはない人生経験という武器があります。
40代にもなって、意欲や素直さ、その勉強熱心な姿勢というのが見えたとしたら、この人は50代や60代になってもこのスタンスだったら会社にとって必要な人材だと思われるでしょう。
そのような部分を年齢別にしっかり示せればよいと思います。
資格は必要なのか
資格に関しては、必須ではありません。
弊社も、資格は給与の査定に1ミリも加味していません。
最先端で専門的な会社であれば、資格があるかないかというのはまったく意味がないので、あなたが入る会社によってその資格が必須かどうか、重要視されるかどうかというのは違ってくると思います。
資格があるかないかよりも、これまでお伝えしてきた実績やコミュニケーション能力、意欲のほうがよほど評価されるので、そこはデメリットとして気にするほどではないと思います。
まとめ
IT業界は未経験でも転職できる業界です。
どのような人でも転職できますが、質問に対しての回答がいい加減だと、やはり企業として採用できないという本音があります。
ですから、今回お伝えした3つの要点をアピールすることが重要です。
- コミュニケーション力が高い
- 素直で意欲がある
- 勉強を怠らない根性がある
このような姿勢を示すことができたら、採用される率がグッと上がることでしょう。
あなたがどういう風に自己アピールをするか、採用されやすい人間になるかということを演じるのではなく、ぜひそのとおり生きて欲しいと思います。
ぜひお伝えしたポイントを踏まえて、次の転職を成功させてくださいね。
あなたが希望の会社に転職できることを応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。